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〜夢想〜


夢は心を映す鏡だという
そこには無意識の心が現れる

願い喜び悲しみそして痛み
あらゆる想いが交錯する

でも夢は素直だと思う

例え理性で心の扉を閉ざしても
夢は容易くそれを開く

記憶に眠る光も闇も
不意に姿を見せるのだ

その想いの強さほど鮮やかに

人はそれの繰り返しだろうか
光を求め闇から逃れようとする

誰もが眠り夢を見て想う
それが本当の自分なのだと

偽りのない自分と共に生きたい