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「(ルナらしいわー)」

 私の言葉を聞いたリバレスの声は少し消沈気味だった。私は最悪の場合、戦いも辞さないという覚悟を決め、剣を構えて薄暗い鉱山の入り口へと歩いていった。人間などの為に動くのはこれが最初で最後だと誓いながら……

 


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